会社経営に必要な売上、利益。それらを得るには、売れる商品・サービスを見つけるのが一番です。このコラムでは、その方法をお伝えいたします。
<目次>
1.売れる商品・サービスとは?
2.まずは自社のことを分析してみよう
3.具体的な見つけ方
1.売れる商品・サービスとは?
まず初めに、売れる商品・サービスの定義を共有しておきましょう。
売れる、とは、売って良いという許可の話ではなく、実際に販売できて売上・収益につながるという意味です。
また、誰にでも売れるという都合の良いものではなく、自社が取り扱えば売れる、という定義にして考えていきましょう。
より深く考えてみれば、
・自社の現状のリソースで
・長い時間をかけることなく
・売上と収益をもたらせしてくれるもの
と定義しましょう。
オプション的な考え方として、最後の売上と収益をもたらすことができなくても、新規顧客の獲得や事業拡大に役立つ商品・サービスもありますが、今回はターゲットから外します。
2.まずは自社のことを分析してみよう
自社の現状のリソースで、という定義をしましたので、まずは自社のことが分かっていないと話が進みません。
商品・サービスの探し方を見る前に、まずは自社のことを客観的に見てみましょう。
見ていく必要があるのは次の点です。
・自社のどのリソースが活用できるか?
・そのリソースにどのような可能性があるか?
・現在の営業方法(得意、不得意を含め)
また、既存顧客への販売を考えている場合には次の点も見ておきましょう。
・現在の顧客は誰か?
・その顧客はどのような課題をかかえているか?
・過去の顧客は誰か?
・その顧客はどのような課題をかかえているか?
・顧客にならなかったの誰か?(営業をしたが失注した顧客)
・その顧客はどのような課題をかかえているか?
これらを分析しておくと、どのような商品・サービスがマッチしているかが判断できるようになります。
3.具体的な見つけ方
さて、準備が整ったところで、売れる商品・サービスをどのように見つけるかをお教えしましょう。
従来は展示会に出向いて行って見つけるのが一般的でしたが、現在では「代理店募集サイト」で探すことが一般的になっています。(個人の場合は求人広告というケースもあります)
弊社サイト「代理店募集.com」も含め、長く経営しているサイトを中心に利用されることをオススメいたします。
弊社の場合は300件以上の商材を紹介していて、ほぼ毎日のように新規募集案件をリリースしています。
この中から売れる商品・サービスを見つけるのはコツが必要です。
<商品・サービスを見つけコツ>
・自社の顧客のカテゴリーで探す(例:飲食店)
・自社が得意とする営業方法で探す(例:訪問販売)
・顧客の課題で探す(例:コスト削減)
・その他、気になる話題、商材で探す(例:SDGs)
そして最も重要なのは、できるだけ多くの募集案件にアプローチすることです。
特に代理店としての活動が浅いうちは、目利きができていませんから、1つ2つに絞るのではなく10件、20件と資料請求してみるべきです。
そうすると、どの会社が良くて、どの会社が悪いのかが見えてきます。
その中から、自社で売れる、と確信できたものを(これも複数が良い)代理店契約して実際に販売してみましょう。
そうすると中から、売れる、売れないという成果が出てきますので、売れるものを残して営業展開します。
これを繰り返していくと、取り扱い商材=しかも売れる=が増えていき、一度の営業で複数の商材が売れるという状態を作り出し生産性が高い営業部隊を生み出すことになります。
まとめ
売れる商品・サービスの見つけ方は、いかに的を外さないかという技術でもあります。
ただ、1つだけに絞るのは非常に危険です。
昨日まで売れていた商品・サービスが、ある日を境にぱたっと売れなくなることも少なくありません。
特に時代の変化が激しい現代にあっては、この荒波をどう乗り越えるかに勝負がかかっています。
ぜひこのコラムを参考に「売れる商品・サービス」を出会って大成功を納めていただければ幸いです。