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本業代理店が最初にやるべき設計とは?―成り行きで始めないための土台づくり―

投稿日:2026年1月26日 更新日:2026年1月27日

代理店ビジネスを「本業にしたい」と考えたとき、最初にやるべきことは営業でも集客でもありません。
多くの失敗は、設計をしないまま走り出してしまうことから起きています。

本コラムでは、本業として代理店ビジネスを成立させるために、最初に整理しておくべき設計ポイントを解説します。
これから本気で検討する方が、遠回りを避けるための指針として活用できる内容です。

この記事を書いた人

佐藤 康人

一般社団法人日本代理店協会 会長
株式会社プライスレス 代表取締役 佐藤 康人

代理店構築支援を専門とする株式会社プライスレスの代表として、これまで3,000社以上の代理店展開をサポート。その他、一般社団法人日本代理店協会の会長として、代理店ビジネスの普及・発展にも力を注ぐ。
「代理店募集で日本を元気に!」をスローガンに、代理店本部側、代理店側の成功を支援している。

<目次>

  1. なぜ「最初の設計」が重要なのか
  2. 本業代理店が最初にやるべき5つの設計
  3. 本業代理店は「走りながら整える」では遅い
  4. まとめ:本業代理店は「設計してから始める」

なぜ「最初の設計」が重要なのか

副業と違い、本業の代理店ビジネスはこのようなことが求められます。

  • 収益の安定性
  • 再現性
  • 継続性

ところが現実には、「とりあえず始めてから考える」「稼げそうだからやってみる」という状態で参入し、途中で手詰まりになるケースが少なくありません。

これは、本業として必要な設計が欠けたままスタートしてしまうことが原因です。

本業代理店が最初にやるべき5つの設計

① 収益の最低ラインを決める

最初に明確にすべきは、「どこまで稼げたら本業として成立するのか」という基準です。

  • 月の最低売上はいくらか
  • 利益として残したい金額はいくらか
  • 生活費・固定費をまかなえるか

このラインを決めずに始めると、
「頑張っているのに不安が消えない」状態に陥りやすくなります。

② 収益が積み上がる構造を選ぶ

本業代理店では、毎月ゼロから売らなくても回る状態を作れるかが重要です。

  • 継続契約が前提か
  • 解約率はどの程度か
  • 契約が増えるほど楽になる設計か

一回売って終わりのモデルだけでは、
本業としての安定性を作るのは難しくなります。

③ 自分がやる仕事・やらない仕事を分ける

本業代理店として失敗しやすいのが、
「全部自分でやろうとしてしまう」ケースです。

  • 自分がやるのはどこまでか
  • 本部が担う業務は何か
  • 将来的に手放せる業務は何か

この切り分けができていないと、
売上が伸びるほど自分が忙しくなり、事業として成長しにくくなります。

④ 集客・営業の再現ルートを考える

本業として続けるなら、
「たまたま売れた」ではなく、再現できる流れが必要です。

  • どこから見込み顧客を集めるのか
  • どんな切り口で提案するのか
  • 成約までの流れは整理されているか

属人的なやり方だけに頼ると、
自分が動けなくなった瞬間に止まってしまいます。

⑤ 撤退・見直しラインも決めておく

意外と重要なのが、「うまくいかなかった場合の基準」です。

  • いつまでに結果が出なければ見直すか
  • どの指標をもって判断するか
  • 条件変更や撤退の選択肢はあるか

これを決めておくことで、
感情に引きずられた無理な継続を防げます。

本業代理店は「走りながら整える」では遅い

副業であれば、多少の無理や非効率も許容できます。
しかし本業では、それが生活リスクに直結します。

だからこそ最初に整理しておくことが、結果的に最短ルートになります。

  • 収益
  • 役割
  • 流れ
  • 見直し基準

 

まとめ:本業代理店は「設計してから始める」

本業として代理店ビジネスを成功させる人は、
特別な才能があるわけではありません。

共通しているのは、
始める前に、最低限の設計をしていることです。

  • どれくらい稼ぐ必要があるのか
  • どんな構造なら続くのか
  • 自分はどこまで関わるのか

この3点を整理するだけでも、
本業化の成功確率は大きく変わります。

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